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トップページ > ご贔屓さんのクローゼット No.34

きもの英をご贔屓いただいているお客様のクローゼットを拝見させていただきました。

イメージ 娘に家元を譲り、2世宗家に。流派を盛り上げる努力はこれからも。

プロフィール

内田流初代家元から白羽の矢を立てられ、内田流を受け継ぐ養女として新たな人生を歩むことになった寿子先生。2代目家元を継承し、幅広いご活躍で内田流の普及に努められてきました。そして創流60周年の節目となった2013年3月、御園座で盛大な記念公演を催されるとともに家元をお嬢様に譲り、ご自身は2世宗家として新たな一歩を踏み出されています。

突然の跡継ぎ指名に驚いて。

跡取りを探していた先代が、私の踊りを見に発表会まで来られたのが私22歳の時のことです。それからは毎日「ぜひ内田家に」と電話攻勢。寝耳に水のお話で、何より最初は、親が大反対。最終的には「嫁に出すつもりで」と許してくれました。
私自身はのんびりしていまして、もちろん覚悟はしていたつもりですが、入ってから「話が違う」と驚いたこともたくさん(笑)。掃除洗濯までみっちり仕込まれ、もちろん踊りも今まで習ってきたことを全部捨てて、一から覚えなくてはなりませんでした。それでも、無心に続けられたのは何より踊りが好きだったからです。
尾張徳川家より葵の御紋を賜った内田流。その家元の期待を担う自負を胸に、どんなに厳しくても頑張り通すことができました。そして入門から11年、創流30周年とともに2代目家元を継承させていただきました。

大名跡を次代へつなぐ。

しかしその9年後、先代が亡くなり…それからが大変でした。古いお弟子さんに認めてもらえるか否か、ギリギリのタイミングでしたから。当初は、とにかく宗家の“色”を守ることを心がけ、慎重に行動しました。そして落ち着いてきた7年目に、みなさんの前で「これからは私なりにやっていきます、それでもよければついて来てください」と表明したのです。結果、全員が残ってくださいました。やってきたことを認めていだだけたと嬉しく、ようやく肩の力が抜けた瞬間です。
先代が大きければ大きいほど、後を継ぐ身は大変です。しかも、今は先代の頃と同じ規模で継続していくのは正直、難しい時代。家元を譲った娘には、ゆっくり時間をかけてバトンタッチしていくつもりです。内田流を受け継ぐ使命をまっとうするために、なんとか工夫を重ねて生き抜いていかねばと、決意を新たにしています。

きもの英 ご贔屓さんのお気に入りは…

たおやかな野の花に情趣あふれる意匠。 たおやかな野の花に情趣あふれる意匠。

新しい内田流のために、気分も新たにあつらえたものを紹介させていただきます。これは垣に野の花という取り合わせの意匠が風情豊かでエレガント。色あいもシックななかにもやわらぎがあり、趣を伝えてくれます。これなら、発表会などできちんと見せたい場にも着ていけます。楽屋に出入りすると、知らない間に着物が汚れていたりするのですが、洗える着物だと気遣いがいらないのでラクですね。

はんなりとしたボカシが上品。

やさしい彩りの遠山ぼかしがふんわりと優雅な雰囲気を醸し出す訪問着。こちらも仕立てたばかりで、まだ袖を通しておりません。いかにも清楚な感じのする、品のよい一枚でしょう。そっと添えられた小花も、愛らしいポイントになっています。「大人かわいい」という表現がぴったり。宗家として後ろに控える身になっても、厳しさや重厚感だけでなく、こんなふうにやわらかな表情を持ち続けていたいと思います。

はんなりとしたボカシが上品。
格式のある場にも、自信をもって。 格式のある場にも、自信をもって。

実はこれ、内田流の発表会に英の女将さんが着て来てくださったもので、ぱっと見て「まあ、素敵な着物!」とひと目惚れしてしまったんですよ。その場で「おそろいでつくっていい?」とお願いしてしまって(笑)。地紋の入ったうぐいす色の地は、さりげない光沢があってとても見映えがします。垣根に小付けの模様も上品。人前に出て行く機会、ちょっと気の張るお席など、品格の要求される場にも、自信をもって着られます。柄が控え目な分、合わせる帯によって印象が変えられますから、着こなしの幅も広がりますね。


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