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トップページ > ご贔屓さんのクローゼット No.97

きもの英をご贔屓いただいているお客様のクローゼットを拝見させていただきました。

イメージ 三遊亭歌奴さん(落語家)|世界観を大切にした端正な落語を届けたい。

プロフィール

故郷・大分県では、高校時代から落語少年として注目を浴び、1995年、高校卒業と同時に三代目三遊亭圓歌師匠に入門。将来を嘱望される若手として徐々に頭角を現し、数々の受賞にも輝いてこられました。2008年に真打昇進とともに名跡「歌奴」を襲名。落語通をうならせる堅実な芸ながら、謙虚さを失わない師匠です。

◆鈴本演芸場「1月下席・夜の部」
平成31年1月21日(月)〜30日(水)

→公演情報はこちら(鈴本演芸場HPより)

初舞台でウケて落語に開眼

きっかけは、中学時代の必修クラブ選択でジャンケンに負けて人気のなかった落語部にまわったこと。人前に出るのが苦手で、高座も逃げ回っていたのに、中学2年の文化祭で全校生徒の前でしぶしぶ披露した落語が大ウケして快感をおぼえちゃったんですね。以来、生活は落語一色に。高校は落語部がなかったので、友人とふたりで老人ホームに押しかけ慰問なんかをしていました。これが新聞に載って、以来あちこちからオファーが殺到。そのうちラジオにまで出るようになり、地元じゃちょっとした有名人に。落語家になる決意も固いところに、大分放送から「落語家になれるかどうかのドキュメンタリーを撮りたい」と依頼が来て、密着取材が入りました。結局、番組スタッフにも助けられ反対していた親父を説得、上京して鈴本演芸場に尊敬する三遊亭圓歌師匠を訪ね、弟子入りの約束をとりつけたのが高校3年の夏休みのことでした。

噺の雰囲気を保つ努力

翌年3月3日に上京し、内弟子修行がスタート。兄弟子やおかみさんに、生活や家事の基本から教わりました。うちの師匠は天才なので、落語を教わるというより筋の通った言動から芸人としてのあり方を示していただきましたね。やがて真打という時に、襲名を打診された「歌奴」は、もともと師匠の前の名跡。大人気だったネタ「山のあな、あな…」を連想する人は多いでしょう。自分が背負うにはあまりにもイメージが違うと、最初は断ったんです。でも師匠は「俺と同じことをやることはないし、俺よりうまくやれないんだから心配しなくていい(笑)」と言ってくれて。気負わずに受けることができました。今も、偉くなりたいとか有名になりたいとかではなく、自分にできることをやっていこうという思いは変わっていません。心がけているのは、無理をして面白いことをするのではなく、入れ事などで多少逸脱してもすっと元の世界に戻れる筋の通った落語。昨日より今日、今日より明日と、少しずつうまくなれればと思っています。

きもの英 ご贔屓さんのお気に入りは…

真打昇進を記念して舞台映えする色を

1995年の入門から前座、二ツ目を経てようやく真打に昇進できたのが2008年。同時に大名跡「歌奴」の四代目として襲名することが決まり、記念に誂えた思い出深い五つ紋の色紋付です。思い切ってこの黄色と、もうひとつピンクの2組をお願いしました。それまではあまり明るい色や派手な色を着たことがなかったのですが、着てみると気持ちが上がることに気がつきました。舞台にぱっと映える感じもいい。新しいスタートの背中を押してくれたという意味でも、特別な思い入れがあります。

真打昇進を記念して舞台映えする色を
渋めの色柄も意外としっくり

昔から渋めの芸が好きで、落ち着いた色柄を選ぶことも多いです。シンプルな縞も粋だし、茶系の小紋も渋みがあって、羽織を合わせると憧れの(九代目)入船亭扇橋師匠っぽいなと、あくまで自分の中でですが(笑)思うんです。私は新しく誂えると気に入って同じのばかり着ちゃう傾向があるので、手持ちのものとの組み合わせるアドバイスがいただけるのが、とてもためになります。へえ、こういう組み合わせもありなんだという発見できて、楽しいですね。

渋めの色柄も意外としっくり
落語家ならではの?長襦袢 落語家ならではの?長襦袢

これは…凄いでしょ?色もさることながら、とても素人には着られないこの柄がね(笑)。私も初めて見た時は思わず「おおっ!」と声が出ましたから。長襦袢だから高座では動いた拍子に袂や裾からチラッとしか見えないので、隠れたおしゃれですね。廓噺など、色っぽい系の噺をする時などは気分も乗ります。楽屋ウケがいいのも、ご愛嬌ですね。


お知らせ「ご贔屓さんのクローゼット」参加者募集

弊店の洗えるきものをお召しのお客様、「ご贔屓さんのクローゼット」にてご紹介させていただける方を募集しております。お気に入りのきものをぜひご紹介ください。
ご興味のある方はメール又はお電話にてご一報ください。

電話:03-3269-6018 / info@kimonohanabusa.co.jp

バックナンバー

No.01 「絹物を着尽しているからこそ、英のきものが欠かせません。」
山崎弥生さん(日本舞踊 花柳流名取:花柳芳彌生)
No.02 「母から私に、そして娘へ。家族三世代で楽しむ、英のきもの。」清水幹子さん
No.03 「舞台衣装はやはり英で。汚れを気にしなくていいので演奏に集中できます。」笹木美きえさん
No.04 「質の高い染めの仕事に太鼓判!英のフォーマルきものはいいことずくめ"」
矢野佐保子さん(織田学園講師、染色作家)
No.05 「喜優流の着こなしは、小紋と染め帯で季節を楽しみます。」
西川喜優さん(日本舞踊 西川流・名取)
No.06 「17歳で松竹歌劇団(SKD)に入団 大好きな踊りで芸能の世界へ」
西崎藤さん(日本舞踊 西崎流、小唄・龍田派)
No.07 「向島花柳界・若き料亭女将の華やかで実用的なきもの選び」
小林綾子さん(料亭「きよし」三代目女将)
No.08 「いつもの自分から日本女性へ気軽に変身!英のきものの便利さにはまりました。」
おのみささん(麹料理研究家、グラフィックデザイナー、イラストレーター)
No.09 「“着ていて楽しい”がキーワード。お店もプライベートも英が大活躍です。」
井田直子さん(日本ばし鶴の家 女将)
No.10 「華やかで品があることが大切。本人を際立たせる着物選びを。」
若柳恵華さん(本名:幸岩知加子さん)(日本舞踊家・恵華乃会、華乃会主催)
No.11 「気負わず、気楽に、悠々と。趣味の着物だからこそ、自由な心で。」清水晃さん(会社社長)
No.12 「悠々自適の日々で見つけた楽しい着物ライフ。」鈴木博子さん
No.13 「指導者の立場になっても品があるが出しゃばらない着物で。」
若柳吉似さん(日本舞踊若柳流名取)
No.14 「若女将にふさわしい着物姿を目指しています。」当間八重さん(日本料理「八代」若女将)
No.15 「40年前からのご贔屓!「惜しげもなく着られるのがいい」
花柳千代さん(日本舞踊家・花柳千代舞踊研究所主宰)
No.16 「コートのお洒落は着物の醍醐味 品と華やぎで日々を楽しく」
辰巳寿昌さん(日本舞踊辰巳流家元)
No.17 「気兼ねなく着こなせる 洗えるフォーマルの魅力」
辰巳寿穂さん(日本舞踊辰巳流理事長)
No.18 「夏だからこそ英の洗えるきもの毎日の装いに欠かせません。」
山崎弥生さん(日本舞踊 花柳流名取・花柳芳彌生)
No.19 「幾つになっても女らしさを失わない可愛い着物が好き」
森尾青游さん(江戸伝統文化伝承・NGO・秘まわりの会 会長)
No.20 「お客様を主役にしつつ、自由に楽しむ着物スタイル」松川由紀子さん(「茶房 せん」店主)
No.21 「周囲への気遣いを第一に控えめな装いを心がけています。」
渡辺千保さん(表千家不審庵家元直門・教授)
No.22 「35年前、英と出会った当時に作ったきものが、まだ現役です。」
笹島寿美さん(着装コーディネーター)
No.23 「趣味の『伝統芸能』鑑賞に英の着物は欠かせません」伊東香子さん(フリーランス編集者)
No.24 「若さに似合う明るい着物を気軽に着られる楽しさ」辰巳久美子さん(日本舞踊辰巳流師範)
No.25 「花街・向島の伝統を現代に受け継ぎ、継承していきたいと思います。」
雨宮加主子さん(向島 料亭 櫻茶ヤ女将)
No.26 「お茶屋文化を次代へ引き継ぐべく、奮戦中。」谷川恵さん(島之内たに川 若旦那)
No.27 「古きよき昭和の人情に支えられ、女手ひとつで築いたお茶屋。」
谷川美恵子さん(島之内たに川 大女将)
No.28 「着物との出会いで自分の世界が広がりました!」松木幸枝さん(松木工業株式会社勤務)
No.29 「踊りが好きで好きで、ここまで歩んできました。」花柳旭叟さん(花柳流師範・旭叟の会主催)
No.30 「たくさん揃えて着こなしを楽しむ、理想の着物ライフを満喫中。」
奥村とよ子さん(花柳流師範・花柳良都)
No.31 「20年ぶりに再開した着物ライフを、気ままに楽しんでいます」三嶋勝子さん
No.32 「着物ならではの制約の中で自分流の着こなしを」祐子さん
No.33 「小学生の頃から憧れた文楽の世界で、三味線一筋60年。」竹澤團七さん(浄瑠璃三味線方)
No.34 「娘に家元を譲り、2世宗家に。流派を盛り上げる努力はこれからも。」
内田寿子さん(内田流2世宗家)
No.35 「3代目家元として、2児の母として、フル回転の毎日です。」
内田有美さん(内田流3代目家元)
No.36 「上方唄の演奏に魂をかけて半世紀以上。まだまだ精進の日々です。」
長尾多栄さん(上方唄演奏家)
No.37 「天国の母に褒めてもらいたい一心でここまできました。」
花柳朱実さん(日本舞踊花柳流師範)
No.38 「芸事にはまり、芸者さんの着こなしに憧れて…。」高津博子さん(公務員)
No.39 「何だって、やるからには納得いくまで。充実の日々を楽しんでいます。」
小林香奈子さん(会社員)
No.40 「生まれ育った神楽坂の町を、さまざまなかたちで盛り上げたい」
清元美貴太夫さん(清元太夫)
No.41 「日本が誇る食文化、懐石料理をもっと身近に。」三ッ山幸子さん(料理研究家)
No.42 「義母にきものを一から教われることが幸せです。」山崎三和さん(主婦)
No.43 「着物は和やかな交流を生み出す社交着。」山崎雅邦さん(団体職員)
No.44 「運命の出会いから、今も続くふたりのラブストーリー」橋明子さん(主婦)
No.45 「パソコンと着物を通じて、世界が広がり楽しみがふくらみました。」勝瀬利恵子さん(主婦)
No.46 「いつも愛する家族に囲まれて。今は孫たちの成長が楽しみです。」横山真由美さん(主婦)
No.47 「踊りを通して、より多くの人が自国の文化を知るチャンスを。」
石井美代さん(日本舞踊石井流家元)
No.48 「夫婦円満の秘訣は、尽きることのない会話です。」若狭美代子さん(主婦)
No.49 「プロのエンターティナーとして、お客さまを満足させる踊りを。」
藤間仁凰さん(日本舞踊藤間流師範)
No.50 「美術から茶の世界へ日本文化の奥深さに魅せられています。」
里田宗知さん(裏千家準教授)
No.51 「自由気ままな隠居暮らし、時にはふらり着物散歩。」川上富吉さん(大妻女子大学名誉教授)
No.52 「よく働きよく遊び、人生を謳歌しています。」三木みつきさん(主婦)
No.53 「装いに託された日本の心に感銘を受けました。」早川美恵さん(会社員)
No.54 「地元仙台の伝統家具を守り継ぎ、より多くの人に。」大原敦子さん(会社役員)
No.55 「“フロシキ”を和の世界に親しむ入り口に。」小山田千鶴さん(フロシキスタイル主宰)
No.56 「定年退職後の第二の人生に、着物で豊かな彩りを。」鈴木豊子さん(家事手伝い)
No.57 「まるで恋でもしたように、着物への想いをつのらせて。」岡部久仁子さん(スタイリスト)
No.58 「日本人を一番素敵に引き立てるのは、日本の色です。」
吉田雪乃さん(一般社団法人 伝統色彩士協会代表)
No.59 「お茶を入り口に、日本文化の魅力を広く伝えたい。」
有吉守聖さん(武者小路千家両忘会主宰)
No.60 「なんでも相談できる着物のアドバイザーでありたい。」津田厚子さん(新宿津田家店主)
No.61 「地道に育てた人とのつながりが、何よりの宝物です。」古今亭菊之丞さん(落語家)
No.62 「さまざまな刺激を取り入れ、感動を伝えられる演者に。」
稀音家六田嘉さん(主婦・長唄稀音家流名取)
No.63 「家族と愛犬、そして着物、大好きなものに囲まれて。」宇佐見陽子さん(主婦)
No.64 「心身を明澄の境地に導く居合道を後世へ。」志村勇岳さん(夢想神伝流居合道会長)
No.65 「憧れ続けた和の世界を、ようやく自由に楽しんでいます。」山下み昌さん(会社員)
No.66 「日本舞踊は、自分の中に揺るぎない軸を確立してくれます。」
尾上博美さん(尾上流日本舞踊師範)
No.67 「日本の文化に学ぶことは、いまや世界の流れでもあります。」
梶川貴子さん(ウェルネス・アリーナ代表取締役)
No.68 「贈り物も装いも、物語をこめることで喜びが大きくなります。」
樺澤貴子さん(文と編集・アニバーサリーギフトプランナー)
No.69 「芯が一本通った芸を、しっかり身につけたい。」三遊亭歌太郎さん(落語家)
No.70 「描くこと、着物を着ることは自己探求でもあるんです。」朋百香さん(画家)
No.71 「着る人の気持ちに寄り添う和装小物を届けたい。」渡邊英理子さん(komamono玖店主)
No.72 「受け継がれた舞踊を、日本文化とともに広めたい。」若柳壽佳乃さん(日本舞踊家)
No.73 「踊りとともに、家族とともに、さまざまなご縁に感謝して。」若柳松葉さん(日本舞踊家)
No.74 「待ってましたの真打昇進、いっそうの精進を続けます。」
春風亭朝也さん※3月21日より 改メ 春風亭三朝さん(落語家)
No.75 「悠々自適の今、いろんなことにチャレンジしようと思っています。」浅川由美子さん(主婦)
No.76 「義母のおかげで、着物との新しいかかわりができました。」浅川治美さん(主婦)
No.77 「大人として必要なことはすべてお茶から教わりました。」細井宗志さん(会社員・茶道教授)
No.78 「着物が日常にある暮らしを、日本人として守りたい。」早川正英さん(会社役員)
No.79 「着物を楽しむ人を、もっと素敵にしたいんです。」立川直子さん(すみれ堂着付け教室代表)
No.80 「一人息子の出産とともに始動した「着物ミッション」。」神津幸枝さん(主婦・会社員)
No.81 「寄席に、お客さまに、恩返しができる日まで。」柳亭市弥さん(落語家)
No.82 「舞踊家として、振付師として、舞台に生きる日々。」
飛鳥左近さん(日本舞踊飛鳥流家元・振付師)
No.83 「私の毎日を彩るのは、伝統芸能と愛犬への思いです。」花柳翠寧々さん(家事手伝い)
No.84 「かけがえのない妹だから、着物もお揃いで誂えました。」來夢ちゃん(花柳翠寧々さんの愛犬)
No.85 「いくつになっても自然体でそこに居る、そんな落語家に。」春風亭柳朝さん(落語家)
No.86 「第二の人生ステージで、趣味の世界を深めます。」小笠原千代子さん(主婦)
No.87 「南米でのさまざまな体験が、私の価値観と人生を変えました。」中野裕子さん(主婦)
No.88 「日本舞踊への気持ちは、幼い頃からずっと変わりません」花柳寿月延さん(舞踊家)
No.89 「花柳流三代目家元の内弟子修行で得た多くの宝物を次代へ。」花柳旭扇さん(舞踊家)
No.90 「時代におもねらず、古きに学ぶ落語を。」入船亭扇蔵さん(落語家)
No.91 「長期の南米生活で、日本文化の魅力を再認識しました。」大河原美恵子さん(主婦)
No.92 「着物は、「着る」ことによって受け継いでいける日本の文化」吉本直子さん(編集者・ライター)
No.93 「年齢を重ねるほどに、踊る楽しみが高まっています。」花柳眞理子さん(日本舞踊家)
No.94 「着物との出逢いから、私の世界が輝き始めました。」りつこさん(主婦)
No.95 「心身を研ぎ澄ます武家茶道の世界に惹かれています。」高田和哉さん(大学職員)
No.96 「いつも笑顔で和やかに、日々の幸せを重ねたい。」猪狩真紀子さん(家業手伝い)

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