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英の創業物語 聞き書き・武田豊子一代記

第15章 意匠へのこだわり

洗えるきものが世の中に浸透していくにつれ、それを取り扱う店も増えてまいります。そうなりますと、問屋さんから仕入れていたのでは他の店やデパートと同じ色柄の商品を売ることになってしまいます。それは弊店の目指すあり方とは相容れないものでした。母がよく口にしてきた言葉に、「着物を着尽くした人の10枚目の着物を提供したい」というものがございます。つまり洗えるというメリットだけでなく、着物を知り尽くした方の目にも新鮮に映る意匠や彩りで他にはない「きもの英」ならではの魅力をお届けしたい。弊店のお客様にだけは、他と違うものをお召しいただきたい…母はそんな強い信念のもとで、早い時期から独自の意匠の創作に力を注いできたのです。

オリジナルの意匠

オリジナルの図案の開発はもとより、染めにおいても絹とまったく同じ工程で、熟練した職人さんたちが絹と同じあるいはそれ以上の手間暇をかけ、一枚一枚納得のいく色が出るよう試行錯誤を繰り返し、母の思いに応えてくださいました。こうして誕生したオリジナルの意匠に惚れ込み、ご愛用くださるお客様もまた、その発展を助けてくださいました。

工房で一点ずつ手描きされた一品ものの染め

その後も、本当によいものを提供したいという思いはさらに高まり、京友禅の老舗の最高峰、千總との提携によってその伝統柄を染め上げた着物の製作を開始しました。正絹の柄をそのまま使用した重厚感ある京友禅は、お茶席や海外でのパーティなどにも重宝されています。同じく京都の川島織物とも提携し、その卓越した技術でオリジナルの帯を織り上げていただいたこともありました。また、伝統工芸士・岡山武子先生の工房で一点ずつ手描きされた一品ものの訪問着は、今もご愛好者の多い弊店自慢の逸品のひとつです。

小紋でも一柄一色、二反まで、手描きは一品ものが原則

こうして時を経るとともに、確立したルールもあります。小紋でも一柄一色、二反まで、手描きは一品ものが原則という、オリジナル性へのこだわりです。一人ひとりのお客様のご満足を追求するうちに、たどり着いた結果といえるでしょう。意を凝らし技を尽くした一反一反、それぞれに愛着があるだけに、私も着物の色柄を見ると、いつ頃にどんな経緯で創作されたものか思い出すことができます。

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