お茶や着付け、踊りなどお稽古やお出掛けに、東京神楽坂の最高級洗える着物専門店 | きもの英(きものはなぶさ)

着物屋女将のコーディネイト

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スーツのなかでも浮かない付下げ

春はイベントや式典など、慶びごとの多いシーズン。今年は自粛ムードが先立ってしまうのが残念ですが、可能であるならば着物のお洒落で、気分を上げていくことも大切にしたいと思います。きもの英(はなぶさ)の洗えるきものなら、帰宅してすぐ脱衣場に直行しそのまま洗濯機洗いができるので、ウイルスや花粉が気になる時にも着物を着るハードルが下がるのではないでしょうか。

今回の装いは、あらたまったお席にふさわしい付下げです。深みのある紫色の地に、リズミカルに配した細い横段、ポイントに唐草七宝模様を詰めてモダンと古典をスタイリッシュに調和させた、シンプルで着回しやすい柄ゆき。格式を備えた礼装でありながら仰々しくないので、スーツ姿の男の人が多いビジネスシーンでも浮かない装いです。

帯は白地に白の桜を刺繍した袋帯を合わせてあっさりとまとめつつ、帯揚げと帯締めに配したピンク色が春ならではの優雅さを伝えます。暖冬のあまり桜がこんなに早く開花を迎えてしまった今となっては、桜の帯も大急ぎで活躍させたいところです。着物を着たいけれど必要以上に目立ちたくない、あくまでもさりげなく祝意やきちんと感を表現したいという時にぴったりのコーディネイトといえるでしょう。

ポリエステルであってもどんな場にも気後れしない高級感を備えたきもの英の洗えるきもの。その質感は、ぜひ神楽坂のお店でお確かめくださいませ。