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着物屋女将のコーディネイト

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便利に着られる「春秋」柄

梅と紅葉の柄を絞り風にあしらった、愛らしさのある小紋です。ほどよい大人可愛さで、女子会にもデートにも、観劇などの趣味の集いにも、カジュアルシーンならオールマイティに着こなせる色柄。洗える着物専門店きもの英(はなぶさ)でも幅広いお客さまに好まれている柄のひとつです。この梅と紅葉を同時に配する柄は、別名「春秋」ともいって春から秋まで、一年中着られるというお約束があります。たしかに梅と紅葉が一度に盛りを迎えるのはありえない不思議な光景ですが、昔から日本人に愛されてやまない夢の競演といえるかもしれません。四季のある花があしらわれた意匠は着るタイミングが難しいと戸惑われる方も少なくありませんが、その意味でもどの季節でもためらいなく着られるのは便利で気楽です。そこに帯や小物でその季節らしい味付けをするのも、コーディネイトの楽しみのひとつです。着るたびに工夫しながら、長く愛用することができます。ここでは、立花模様の菊を織り出したシックな表情の帯で秋にふさわしい装いにしました。