お茶や着付け、踊りなどお稽古やお出掛けに、東京神楽坂の最高級洗える着物専門店 | きもの英(きものはなぶさ)

着物屋女将のコーディネイト

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虹色スラブのおすまし紬

ざっくりとした紬調の味わいがある小紋。新緑を思わせる萌黄の地に、虹色のスラブが個性的で、カジュアルながらもちょっとおすましのお洒落な雰囲気が楽しめます。ランダムに色が入っているので帯の色合わせもしやすく、着こなしの幅が広がるのも魅力のひとつ。今回は塩瀬に5月から6月を代表するあやめの花を手描きした帯をコーディネイトして、初夏の気分を先取りしてみました。昔とは気候がまったく変わってしまった現代は、着物の素材や柄など、従来の約束事を少し見直してみてもいいのではないかと常々思っています。もちろんお茶などの厳格なルールがある場では大切に守らなければいけないこともあるかと思いますが、気軽に装える街着などは自分の肌感覚に合わせることも、着物を身近に楽しむ秘訣かもしれません。その意味でも、着物姿の人が多い神楽坂のまちにあって行き交う人に「あ、もうそんな季節か」なんて思っていただける新鮮なコーディネイトを考えるのは、いつもワクワクしますね。洗える着物の専門店、きもの英(はなぶさ)では、こんなふうに着物を着る立場、楽しむ立場から、お一人お一人に応じたアドバイスもさせていただきます。LineやInstagramのビデオ通話機能を使ったリモート接客もさせていただきますので、どうぞご遠慮なくお問い合わせくださいませ。