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洗えるきもの 着物のことなら「きもの英(はなぶさ)」へ トップページ > 美貴太夫のないしょ話し > 第1回 きもの英さんの着物
第1回目、きもの英さんの着物を美貴太夫目線のお話で。 羽二重にくらべてしなやかでやわらかく、黒の色合いが深くこれぞ黒。舞台で並んでいてライトにあたっても変にテカる事なく、とても舞台映えしました。そしてほんの数年前「師匠、黒紋付きの羽二重が良くなったから見に来てください」と。確かに最初に見たのと大違いで、やわらかくテカりもない。気に入って、一気に袷、単衣と羽織まで作ってしまいました。さわって頂いても正絹と思う人ばかりでした。若い頃は地方巡業が多く、洗える着物、黒紋付きは大活躍。家元や大師匠たちの着物を楽屋できれいにたたむのは若手の仕事。自分の着物をきれいにたたむ時間もなく、次の巡業先へ移動するのですが、型くずれもほつれもなし。本当に助かりました。もちろん今でも大活躍です。 毎回おススメのお店をご紹介しようと思います。食事、お酒、遊び。いろんなジャンルからで。今回は仲良しの神楽坂芸者・千佳さんのお店。神楽坂の路地の奥にひっそりとたたずむショットバーで、お座敷後に千佳さんもお店に出ております。芸者衆がお客様といらしたり、お1人でフラッといらっしゃって千佳さんとの会話を楽しんだり、静かに飲んだりしています。 ただ一見さんお断りなのでくわしい詳細は載せられませんが、本多横町から一本入った路地の裏にあるとだけお知らせします。美貴太夫の名前を出していただけましたら迎え入れてくれますので、ご興味のある方は是非。神楽坂花柳界の良きお店で芸者衆のお店でもリーズナブル。ビールやハウスワイン、ありがちなカクテル2杯くらいでしたら5,000円でおつりが来ます。美貴太夫や千佳さんの後輩芸者衆も悩みや芸事談義をしておりますヨ。 |
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