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トップページ > ご贔屓さんのクローゼット No.61

きもの英をご贔屓いただいているお客様のクローゼットを拝見させていただきました。

イメージ “古今亭菊之丞さん(落語家|なんでも相談できる着物のアドバイザーでありたい。

プロフィール

この若さにして、2016年は正月初席鈴本演芸場第二部のトリを務めます。まさにこれからの落語会を担うお一人として活躍華々しい菊之丞師匠。端切れのよい語り口に、そこはかとなく漂う色気は、幅広い落語ファンをとりこにしてやみません。加えて、持ち前のセンスで着こなされる粋な着物姿も通の間で注目の的!?

師匠が好き、落語が好きで、がむしゃらに

「落語家をつくってるんじゃない、人間をつくってるんだ」というのが私の師匠、圓菊の口癖でした。中学時代から演芸場に通っていた落語好きで、高校を出てすぐ弟子入りしたんですが、前座時代は毎日怒られてばかり。お茶ひとつ満足に入れられなかったんだからあたり前です。自分は18年生きてきて何も知らないんだと落ち込みもがいた日々は苦しかったけど、師匠の落語に惚れ込んで入った道、辞めたいと思ったことはありませんでしたね。師匠が亡くなっちまった今は、怒ってくれる人がいないのがむしょうに寂しいです。でも今はお客様がいろいろ言ってくれるのがありがたい。一生、精進です。昨年引退した人間国宝の竹本住大夫さんが「死んでも稽古」とおっしゃっていたのを聞いて、自分にはまだまだ足りないと気を引き締めましたよ。

遊びを仕事につなげる、芸人の生き方

二ツ目時代はよく遊びました。若くて体力もあったし、夜通し飲み屋にいることもしばしば。でも、思うんですよ。掃除洗濯雑用が前座の修業だとすれば、二ツ目の修業は人脈を広げることじゃないかって。事実、私の場合、それが真打の集客にもつながりました。ただ、若い人にも言っているのは無駄な飲み方をしちゃいけないってこと。その場にいる人と話をする、面倒がらずにいろんな人のところへ足を運ぶ。そうして築いていった人間関係は、必ず自分に戻ってきます。ちょっと格好つけましたが、私は昔からカラオケ大好きでね。それもスナックで、昭和歌謡を歌うのがいい。仕事で地方にいった時も、必ずタクシーの運転手さんに「おつなママがやってて、古い歌を歌っても怒られない店はありませんか」と聞いて連れてってもらうんですよ。そこから得たご縁や、貴重な体験がまた、仕事につながっていく。無駄に遊んではいませんよ(笑)。

きもの英 ご贔屓さんのお気に入りは…

透け感がいかにも涼しげな紗の紋付 透け感がいかにも涼しげな紗の紋付

まだ素人の頃、夏の寄席で紗の紋付姿の師匠を見て、「格好いい!」と憧れていたんですよ。念願かなってつくったうちの一枚です。キリッとした色がまたいいでしょう。白の襦袢が透ける感じが涼しくて、ちょっと色っぽくもありますね(笑)。昔は夏の高座は少なかったんだけど、今じゃお盆興行もあるし、そうなればやっぱり紗でしょ、と思います。でも意外と着ている噺家は少ないんですよね。

寿尽くしに抜き紋入りは、ちょっと他にはありません

寿尽くしの小紋に、無理を承知で、紋を抜いてくれとお願いしました。三遊亭円歌師匠が柄物の紋付をお召しになっていたのを見て、あんなのがつくりたいってね。「勘弁してくださいよ」と言われつつ、「失敗してもいいから」と押し切って(笑)。これが、全部きれいに抜けたんですよね。さすが英です。小紋なので基本はカジュアルだけど、寿文様にさりげなく紋が入っているのでおめでたい席に着ても礼を失しない。真打パーティなんかに行く時も、あらたまりすぎなくていいんですよ。おかげさまで重宝しています。

寿尽くしに抜き紋入りは、ちょっと他にはありません
演目に合わせて着たい派手めの紋付 演目に合わせて着たい派手めの紋付

これはね、「忠臣蔵七段目、大石由良之助でお願いします」ってオーダーしたの。「わかりません」と言いつつ、「こんな感じですか」と必死で想像力を駆使してつくってくださった(笑)。紫にわざわざ白の紐って普通つけませんよね。そこがいいんだな。お殿様が出てくる噺なんかにぴったりです。芝居なんか見に行くと、「これだ」とひらめく時があって、イメージを伝えてつくってもらうことも多いですね。難題にもめげず、「これこれ!」というのを提案してくださるので、毎度楽しみです。衣装を楽しみにされているお客様も多いし、英にはこれからもお世話になります。


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