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トップページ > ご贔屓さんのクローゼット No.69

きもの英をご贔屓いただいているお客様のクローゼットを拝見させていただきました。

イメージ 三遊亭歌太郎さん(落語家)|芯が一本通った芸を、しっかり身につけたい。

プロフィール

2004年に文字通り一番弟子として三遊亭歌武蔵師匠に入門し、2008年二ツ目昇進。絶妙なリズムと安定感ある語り口で数々の受賞にも輝き、まさに将来が嘱望される落語家のおひとりです。その素顔は意外とシャイな好青年。受賞歴:『北とぴあ若手落語家競演会(大賞)』、『NHK新人落語大賞(入賞)』他。

惚れ込んだ師匠に、覚悟の弟子入り

大学に入るまで、落語は聞いたこともなかったんですよ。それが、新入生歓迎会の時になかば騙されて落研に入ってしまって(笑)。昔から、いや、今でも人前に出るのは苦手なのに。それがいつしか、これで食べていきたいと思うようになったんだから不思議です。師匠歌武蔵を選んだのは、寄席で「らくだ」というネタを聴いたときに、このネタの肝である二人の登場人物の立場が逆転する瞬間があまりに見事なのに感動して。弟子入りするならこの人と、鈴本演芸場の楽屋を訪ねました。その時は、次の仕事場に移動するタクシーの中で話をしようと言われ、おもむろに演芸場の「ワリ」、いわゆる出演料の封筒の中身を見せられたんです。「2日間出てこれだけだ。それでもなりたいかよく考えろ」って。それでも決意は揺らがず何度もお願いに行き、4回目にして入門を許されました。

落語への思いを実感する時間

弟子生活はいわゆる「通い」で、毎朝、自宅から1時間かけて師匠の家へ。ところが師匠は2DKのマンション住まいの一人身。一通り掃除したら、もうすることがないんですよ。でも「終わりました」と言ったら「てめえでやることを探せ」って怒られちゃう。必死でいろいろやってるフリをしました(笑)。たいてい終電までいるので、毎日眠くて。遅刻が続いたり緊張する場面でつい寝ちゃったりで、何度も破門を言い渡されました(笑)。おまけに稽古は掃除を100とすれば0.1くらい。それだけに、一対一で稽古をつけてもらえる機会があると、この上なく贅沢だと思うんです。落語家になると、高座を客席から見てはいけないというルールがあるので、師匠の落語を正面から独り占めできる時間は本当に幸せですね。目指すは「ちゃんとした」芸のできる落語家。そのためにも、今はアンテナを広く張って、努力を重ねる時期だと思っています。

きもの英 ご贔屓さんのお気に入りは…

初めての色紋付は、渋めだけど新鮮 初めての色紋付は、渋めだけど新鮮

英で最初につくったのは二ツ目昇進のときの、黒の紋付。これが扱いやすくて素材感も本当によかったので、次に色紋付をと思いました。最初につくる色紋付なので渋めがいいなと選んだ色です。これは一見茶色なんですが、光によって緑がかって見えるんですよ。それが個性的で惹かれました。着るほどに身体になじんで、ふわっとした感じになってきているのもいい塩梅で、愛着のある一枚です。

意外と着る人のいない黄色の紋付

黄色の紋付って、笑点の木久扇師匠のイメージが強いからでしょうか、意外と着る人がいないんですよ。私自身、着たことのない色だったので、絽でつくってみました。あとで聞けば、絽の高座着自体、珍しいらしいですね。最初は派手かなと思うんですが、とにかく舞台映えするのがいい。高座に上がった瞬間に「おっ」と思ってもらえ、話が進むうちに違和感がなくなってくる…そんな衣装負けしない落語ができるようにと、自分にもプレッシャーをかけています(笑)。

意外と着る人のいない黄色の紋付
客席からは見えない地紋にもこだわりを

薄めの色で初めてつくった高座着です。爽やかな色が気に入っていますが、地模様にも高級感があって、見るほどに味わい深いんですよ。客席にどこまで伝わるかはわかりませんが、「ちょっと違うぞ」と思ってもらえればなと。その意味では小物にもこだわっていて、帯から手ぬぐいまで、昔から好きだった市松模様で統一しています。ポピュラーな文様なのに、使っている人がほとんどいないのも凝るようになったポイントです。

客席からは見えない地紋にもこだわりを

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