最高級洗えるきもの専門店「きもの英」

きもの英 神楽坂店

家庭の洗濯機で洗えます!洗えるきもの洗い方動画配信

求人情報

洗えるきもの 着物のことなら「きもの英(はなぶさ)」へ

トップページ > コラム 着物屋女将「スタイルUPレッスン」:Vol.33 コートの裏地考察

着物屋女将「スタイルUPレッスン」

着物の好みは十人十色、着付けの仕方も十人十色。
これが正解!っていうのはないと思います。
こうしなきゃいけないっていうのは、儀礼装を除けばないんじゃないかしら?
でもこういうコーディネートをすると素敵に見える♪
こうしたらもっとかっこよく見える♪
皆様それぞれあっていいんです。
だからこの着物屋女将「スタイルUPレッスン」もあくまで私のマイ・コメント。
私はこう思うけどどうかしらン?位の参考になさって頂ければ幸いです。

Vol.33 コートの裏地考察

皆様、コートの裏地ってどうしてます?
コートの裏地は総裏にする「袷」と肩の部分だけ付ける「肩すべりのみの単衣」と何も付けない「単衣」があります。
またコートといってもフルレングスの長コート、膝位までのハーフコート、羽織もあるし。
コートの形や長さと裏地って関係しているのご存じかしら?

コートの裏地

肩すべりってナニ?


文字の通り肩の部分にのみ裏地をつけた形です。
こうすることにより脱ぎ着がスルッと楽に出来て生地も痛めません。
身頃は単衣になりますので着ていて軽いのも魅力です。

羽織裏地:肩すべり


次にコートの素材をを大別すると、
4月半ば〜9月下旬は透け感のあるコート素材。
こちらは肩すべりも何もつけない単衣のタイプ。
その他の7カ月位は縮緬などの生地でコートをつくることになります。
なのでこの7カ月間を「肩すべりをつけた単衣」、「袷」、「エクセーヌなどの防寒用のコート」で割り振ることになります。
それぞれの季節に合わせて、きものに合わせて何枚もコートを持つことが出来るなら話は別ですが・・・
大概はオールマイティに使いたいですよね。

フルレングスの長コートなら

こちらは絶対肩すべりのみのお仕立てをオススメします。
コート丈が長い分、袷にしてしまうと重いですし、肩すべりだけにしておいて雨コートと兼用するのが一般的な使い方です。
またきものを全て包みこんでしまうため、塵よけ効果にすぐれ、きものとのコーデネートを考えなくて良いなどの利点があります。

ハーフコートなら

防寒で使うか帯の汚れ防止なども含めてお洒落で使うかを先ず考えましょう。
防寒が主目的なら「袷」で仕立てます。
基本的には「お好み」で良いのですが私の場合は…
10月や4月に着たい時には「袷」だとチト暑い。
裏を付けると重い、脱いで荷物になるとホントに重い。
また寒い時期は防寒用のコートを着る。
等などの理由で、私は圧倒的に「肩すべりだけ」にしています。

防寒用のコートがなくても、真冬の寒い時期に着るなら上から大判のストール巻くとかで乗り切ればいいんじゃないかしら?
個人的な意見ですがそう割り切ってしまえば、「肩すべりのみ」のコートの方が着用期間も長く便利だと思います。

羽織なら

羽織は皆様、圧倒的に袷で仕立てる方が多いです。
でもホントにそれで良いのかなぁ?
羽織は仕立て方が違うためコートよりデリケートに「袷」にしているか「肩すべりのみの単衣」にしているかわかってしまうことが多いのです。

コートと違って羽織の場合は裾の返りの長さが袷と単衣で全然違います。
袷は乳下がりまで裾を返すのに対して単衣は三寸程度。
どんな仕立てになっているか比較的、外から見てわかります。
フラットな軽めの生地なら袷に仕立てる方がオススメね。
あまり軽いとヒラヒラしちゃうし。
でも私はポッテリした生地のものには単衣で仕立ててあるものもあります。
やっぱり見た目と着用時期の長さを考えて。

勿論、私のワードローブも袷にしてあるのも単衣にしてあるのもあります。
あくまで私の主観ですが…個人的には最近は単衣が好みです。
洗える素材ってどうしても絹に比べて重いでしょ。
きものの場合はそれが適度な落ち感になるのですが、羽織になると上半身痩せの私は胸元の着崩れの原因になるの。
もう一つは冬でも暖房が効いていて暑いことも多いから。脱がなくて良い利点が仇になってフウフウ言う時があります。

だから羽織は袷って決めつけないで、私のように上半身痩せさん、小柄な方、暑がりさん、ご一考くださいね。
無論、それもこれも最終的には「好み」ですから、私のアドバイスは御参考までになさってください。

コートの裏地考察:決め付けないでお店の人に相談してみて


皆様少しは参考にして頂けましたでしょうか?
こんな感じで思いつくままのマイコメント、しばらくお付き合いくださいませ。

最新のコラムはこちらへ ご意見・ご感想はこちらへ

このページ上部へ戻る

※当HP内の画像・文章等の無断転載・使用禁止/最高級洗えるきもの専門店「きもの英(はなぶさ)」

ページ上部へ