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コラム 着物屋女将「スタイルUPレッスン」弐の巻

ご好評を頂いておりました「スタイルアップ・レッスン
ご要望にお応えして再開させて頂きます。
ただしこれは教科書じゃないですよ!
あくまで私流の「マイ・コメント」
少しでも皆様のお役に立てたら嬉しいです。

女将拝

Vol.05 残暑から秋風が立つ頃、秋単衣の装い

私が大変尊敬しているある先生から『夏は急いで、秋は急がず』とお習いしました。春単衣は帯や小物を夏物に変えて行くので「夏は急いで」。「秋は急がず」というのは着物は単衣にしても帯や小物は絽や夏物のままでいいという意味です。

でも時代の流れとともに『季節は先取り』というのが現在のスタイルになっています。9月初旬から下旬にかけて段々と夏物から袷に近づいて行く形です。
常識やスタイルは時代と共に変わっていくものだと思っています。私は今は「季節を先取り」で着こなしを考えています。

今回のスタイルアップレッスンではいつもと少しだけ形を変えて、case study形式で、私の秋をお伝えできたらうれしいです。

case study 1(9月2日 ランチ会)

9月になってすぐの着物、悩ましいですね。まだ絽でもいいような気もします。ましてガンガンに暑ければなおのこと。この時季「変わり竪絽」が重宝です。元々は盛夏の生地でしたが横絽のように透け感がないので9月いっぱい、少なくともひやっとした秋風が立つまでは着用して良いと思います。
帯は女子ランチなのでお月見をしているうさぎさんの絽塩瀬をセレクト。単衣とはいえ夏生地ですのであまり重い帯ではなく、絽目が太い絽塩瀬や麻の帯などが合うと思います。半衿も小物もまだ夏物を使用しています。

変わり竪絽 絽塩瀬帯

case study 2(9月10日 歌舞伎鑑賞)

10日過ぎればさすがに夏の素材は使いません。
きものは単衣仕立ての手ぼかしの小紋です。
帯は八寸名古屋をセレクトしました。芯が入らないため重量感がなく、それでいて透け感もない。また、盛夏の時期以外は年中使えて万能です。
半衿は塩瀬に替え、帯締めなども冠など細目の幅の冬物で。

単衣仕立ての手ぼかしの小紋 八寸名古屋帯

case study 3(9月20日 友人とのお出掛け)

お彼岸頃になると一気に秋めく日があります。
その頃になると単衣仕立てのきものと襦袢以外は全て袷の頃のものを着用しています。帯も芯の入ったしっかりしたものを締めていてもそんなに抵抗感もありません。
この日の装いは単衣仕立ての無地感覚の小紋に織名古屋帯。帯の柄は初秋らしくコスモス。やはりきものはどこかに季節が入るとお洒落感がぐっとアップしますね。

単衣仕立ての無地感覚の小紋 織名古屋帯

〜女将のワンポイントアドバイス〜

9月にパーティや結婚式にお呼ばれしたらどうしましょう?悩むところです。
きものは附下か訪問着の単衣仕立てのものを着ます。
問題は帯ですね。フォーマルな綴れ帯をお持ちの方なら是非そちらをお締めください。綴れは単衣の時季に最適です。
私は持っていないので初旬であればあまり絽目が目立たない夏の袋帯、中旬過ぎであれば冬の織名古屋帯を締めます。中旬過ぎるとさすがに夏物は締められない、でも冬の袋帯では重い、そんな時ちょっと格の高めの柄の織名古屋は重宝です。

訪問着の単衣仕立て 綴れ帯

いつも申し上げますが、これは教科書じゃありません。
「私はこうしてますよ、目安にしてくださいね」程度のことです。
ご参考までにどうぞ。

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