特別なウインターイベントに
上品な銀鼠の地になじむように、白や淡いピンクのドットを配した小紋。冬にはやっぱり、雪に見立てたコーディネイトをしたくなります。今回は帯も舞い散る雪の中にたくさんの雪だるまが踊るものを合わせてみました。キラキラ光る帯留めでドレッシー感をプラス。シックでエレガントな雰囲気に大人可愛さが調和して、装う側も見る人も思わず笑顔になれそう。クリスマスやガラディナーなど年末の特別な日のためのコーデです。きもの英(はなぶさ)の洗える着物なら、たとえ吹雪などの悪天候でもためらわずに着られるので安心です。条件に左右されず、着たい着物を心のままに楽しむこと。それは、何にもまさる心の贅沢かもしれません。慌ただしい日々のなかでも、ちょっと疲れているときにも、お気に入りの着物を身にまとうと気分が上がり、内側から元気になれる気がします。逆に言えば、大好きな装いを身にまとえば、もうそこは特別な場所。着物から始まる特別な時間をステイホームで味わうのも、今年ならではの楽しみ方ではないでしょうか。