テレワークとやらに励んでおります。
YouTubeってやつがやってみたいの。
あのね、私は着物を体系的に学んだことはないの。
幼い頃から母や周りの方々を見て育ってきただけ。
その中にはもう教科書に載ってないようなことがたくさんある。
例えば長襦袢の地紋の「桜」
お見せすると皆様「季節がねぇ」っておっしゃる。
あまりそう言われるので、もうこの地紋は廃番にしちゃおうかな?
でもね、桜の地紋には別の意味があるの。
桜の木って燃えにくいんですって。
江戸時代は火事が一番怖かった。
だから水辺に桜を植えた。
その名残は今、隅田川や目黒川など桜の名所に見ることできるよね。
かつての桜は避難場所の目印の役目も持っていた。
転じて「見護り」意味を持つ。
だから、着物や帯なら「季節」を楽しむものだと思うけど襦袢はちゃんと意味があるのにな。
こんな話し、誰かに残しておきたいなってずっと思ってたの。
こんな機会にやってみよー!
脚本家兼主演は女将さんなのだ(^^)v