お茶や着付け、踊りなどお稽古やお出掛けに、東京神楽坂の最高級洗える着物専門店 | きもの英(きものはなぶさ)

着物屋女将「気の向くままに」

  1. HOME
  2. 着物屋女将「気の向くままに」
  3. 3月22日(月)

3月22日(月)

現代ならではの巡り合いだと思います。

インスタでフォローしてくださった方がいました。

プロフィールを見に行くと「伊賀上野」の文字が。

投稿を追って行くと「小島憲二」の名前が!

#小島憲二で検索するとご子息の小島陽介さんがインスタのアカウントを持っておられました。

見ると銀座で個展をされるとか!

私がまだ20代、憲ちゃんが30半ばの頃でした。古伊賀のどっしりとした作風の中、上品で色っぽい作品に魅了され、それからすっかり焼き物にはまっていきました。

でも私が不義理をしてしまい、また私も家業を継いでいくつもの荒波を乗り越えていくうちに、いつしか遠い人になってしまいました。

昔は子供だと思っていた陽介さんも立派に銀座で個展が開けるまでに成長されました。

憲ちゃんのことを「今もっとも人間国宝に近い陶芸家」という書き込みまで見られ…

厳しい世の中、いつしか消息がわからなくなる人も多い中再び巡り会える。

ああ!一生懸命頑張って、一生懸命生きてきた友との再会!なんと嬉しいこと!!