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洗えるきもの 着物のことなら「きもの英(はなぶさ)」へ トップページ > フロシキスタイル12ヶ月 > 5月 端午の節句 今月の包み「ふろしき兜」
ふろしきで飾るテーブルナプキン子ども時代に、新聞紙でこしらえた兜を頭に被せて遊んだ思い出がありませんか。「かぶと」は「鶴」と並んで、最もポピュラーな折り紙ですね。その折り紙の手法を用いて、風呂敷のテーブルナプキンを作ってみましょう。5月に集うパーティーや催しに、この「ふろしき兜」は大活躍しますよ。 テーブルナプキンとして使用する際、出席者のネームカードを兜にさして席礼にしたり、メッセージカードやゲームの番号札を兜で被せておくなど、テーブルを楽しく演出してみませんか。子供向けの会なら、お菓子を包んで持ち帰りのお土産にしてもよいですね。「風呂敷」「折り紙」「兜」「端午の節句」などの日本文化を一枚の風呂敷を通して表現できますから、外国人との文化交流にもおすすめです。外国のお客様には、Samurai helmet (kabuto) として、ぜひ折り方も教えて差し上げて下さいね。 節句行事を今に生かそうところで端午とは、旧暦5月のはじめの午(ご/ウマ)の日のことを指します。古くから菖蒲やヨモギ等の香りを放つ植物で邪気祓いをして、厄除けの行事が行われていました。男児の誕生と成長を祝う行事に変化したのは、武家社会が台頭する鎌倉時代以降で、将軍の世継ぎが誕生すると、槍や甲冑などの武具を立てて盛大に祝ったそうです。江戸時代になると、紙製の大きな兜を飾ったり、鯉のぼりが考案されたりと、武士の気風が民間にも受け継がれていきます。時代とともに形成されてきた節句行事には、自然界への畏敬の念や、生命を育む祈りが込められています。この日本の素晴らしい文化を、今の暮らしの中に生かしていきたいですね。 折り紙の兜とほぼ同じですが、風呂敷の大きさや布の特性を考慮してみましょう。 ![]() グループの例会や研修会で
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