イエロー地に浮かぶ水辺の風景
「玉子クリーム」と呼ぶにふさわしい、ふくらみのあるイエローの地色が爽やかな小紋です。柄は野の草に葦、川の流れや波に水鳥をあしらった水辺の風景。京都の老舗・千總による意匠で、手描き友禅のように精緻で華やかです。黒地の綴れの帯の幾何学的な模様をキラキラした水面の輝きに見立て、涼やかでまぶしい、夏の水辺のイメージを表現しました。イエローは好きだけど、洋服では派手に感じてなかなか全身コーデは難しいという方も、抵抗なく装えるのが着物の不思議ですね。きもの英(はなぶさ)では染めにも徹底してこだわり、顔映りのよい絶妙の色合いに仕上げていますので、素敵度もアップします。生地は6月から9月まで着られる竪絽の変形素材。流れるような動きがあり、身になじみます。季節に合わせて帯を変えれば、相応の趣が楽しめます。お好みや装いのシーンによって、演出したい雰囲気は人それぞれ。きもの英では、着物選びはもちろん、コーディネイトのご相談にも丁寧にお答えいたします。お手持ちの帯に合わせた着物を探したいなど、お客さまお一人お一人のご要望に寄り添い、さらに豊かな着物ライフをお送りいただけるようサポートしたいと願っています。