大人のピンクに春秋柄
優雅な大人ピンクの縮緬地に、絞り風の梅と紅葉を散らした小紋。梅と紅葉の柄は春秋柄と呼ばれ、どの季節にも着られるお約束があります。正反対の季節をひとまとめに表現してしまおうという発想もまた、季節感にこだわる日本人ならではの知恵ですね。もちろん「今この時期にしか着られない」という季節限定の柄もお洒落で素敵ですが、難しく考えずにさっと選べるのも、カジュアル着としては魅力です。今回は亀甲に花菱の名古屋帯を合わせ、可愛い雰囲気でコーディネイト。女子会や友達との食事や街歩きなど、あまりかしこまりすぎないシーンにぴったりの装いになりました。きもの英(はなぶさ)の洗える着物は、選び抜いた生地を使用し専門の職人が国内でしっかりと仕立てているので、傷みを気にせずいくらでも洗えます。特にコロナ禍の心配な時期、一度着たものを洗わずに収納するのには抵抗があるという方には、絶対におすすめです。着物のお洒落を楽しんだあとは、どうぞためらわずにガンガン洗濯機で洗ってください。