秋らしい濃地の水玉
こっくりとした濃地に小さな水玉をあしらった小紋です。きもの英(はなぶさ)女将の好みとして、1年を通じて淡い色の着物を選ぶことが多いのですが、10月11月に限っては、比較的濃い色を着る機会が増えます。深まりゆく秋の趣に気持ちも染まり、深い秋色が着たくなるのかもしれません。今回は帯も茶系のものを選んで、全身秋色にまとめたコーディネイトです。秋の七草でもある葛やススキを配した柄も、秋の野を身にまとうかのような風情。コーディネイトによっては愛らしくも装える水玉柄の着物も、こんなふうにしっとりとした雰囲気に演出できます。小付けの柄は、合わせる帯や小物次第で、さまざまに表情の変化が楽しめるのが魅力。洗える着物専門店きもの英の着物は、コーディネイトしやすさ、多彩なシーンへの対応力にも定評があります。季節やTPO、気分に合わせて、より素敵に見える組み合わせを工夫するのも着物ならではの楽しみですね。もちろんお手持ちの帯や小物との相性を考えた着物選びもお手伝いさせていただきますので、どうぞご相談ください。