夏の道中着

紋紗のコート。
4月半ばだけどもう着られるよね。
今年はメチャクチャ早いんですもん。

こちらは紋紗の生地で作った道中着です。
衿の形は着物衿のバチ衿タイプ。

コートは大きく分けて道行コートと道中着に分かれます。
道行衿の方が正式なものとされていますので、茶道の方々は道行衿の方が良いと思います。
道中着タイプというのは、写真のようにラップタイプになっているもののことです。
この道中着タイプの中には着物衿や道中衿があります。
道中衿のついたものを道中着という人もいらっしゃいますし、ラップタイプ全般をさして道中着という方もいらっしゃいます。
どちらも間違えではございません。
私は中でもこの着物衿のバチ衿タイプを好んで着ます。

ラップタイプの良いところは、紐の結び方で融通が効くので帯の高さを気にすることなく、綺麗な後ろ姿が保てることでしょうか。

この素材は今ぐらいからずっと9月末まで着ることができます。
やはり一番上にお召しのコートや羽織は洗えると便利ですよ。