お茶や着付け、踊りなどお稽古やお出掛けに、東京神楽坂の最高級洗える着物専門店 | きもの英(きものはなぶさ)

着物屋女将のコーディネイト

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ぼかし小紋に紅梅の帯で早春の趣

手ぼかしで染めた紬調の小紋。淡いピンクとグレーのやわらかな縦ぼかしがひと足早い春を感じさせます。きもの英(はなぶさ)の洗える着物は、手ぼかしのラインナップも多彩です。無地感覚でTPOに合わせて着まわせ、選ぶ帯次第で全く異なる表情が楽しめます。着物をキャンバスに見立てた、帯が主役の着こなしが引き立ちます。もちろん洗える安心感も気軽にお召しいただける魅力に。今回は塩瀬に紅梅を手描きした帯を選んでいかにも春らしい装いにしてみました。天に向かって伸びる梅ならではのすっきりした枝ぶりに、ぽってりとした花が可憐です。梅の意匠は、季節のものとはいえ、開花の時期に合わせて少し早めのお正月頃から2月いっぱいくらいまで意外と長く着用することができます。季節のモチーフを身にまとうと、それだけでいっそう心が豊かになるような気がします。このように着姿のアクセントにすると、ほどよく華やぎを伝えられるのも素敵。帯揚げ帯締めもピンクでトーンを合わせ、お稽古着にも活躍してくれそうな控えめな雰囲気にまとめました。